2026/06/03 21:20

WhatsApp、iPhoneのチャット一覧を自分で絞れる新UIを展開

WhatsAppがiPhone向けに、チャット一覧の上段に残すリストを自分で選べる新しい整理UIを展開しています。FavoritesやUnreadなどの既定リストも含め、使わない一覧は別メニューへ退避でき、Drafts専用フィルターも加わりました。

WhatsAppのiPhone向けチャット一覧を示す9to5Macの記事画像
画像: 9to5Mac

上段に残すリストを自分で決める

9to5Macは、WhatsApp for iOS 26.21.74で新しいチャット一覧インターフェースが展開され始めたと伝えています。検証元として引用されているWABetaInfoも、従来はChatsタブ上部に横並びで増え続けていた各リストを、メイン表示に残すものとFilterメニュー側へ移すものに分けられるようになったと説明しています。

WhatsAppのiPhone向けチャット一覧を示す9to5Macの記事画像
画像: 9to5Mac

ポイントは、単に新しいフィルターが増えたことではなく、上段の見え方を自分で編集できるようになったことです。Favorites、Unread、Groups、Communitiesのような既定リストも固定表示ではなくなり、普段見ないものは二次メニューへ退避できます。

Drafts追加で未送信の会話を拾いやすくする

今回の整理UIでは、未送信メッセージが残っている会話をまとめるDraftsリストも加わりました。WABetaInfoは、入力欄に文字を残したまま離れたチャットに緑色のDraftラベルが付き、その一覧へすぐ戻れるようになると説明しています。

WhatsAppチャット一覧UIの変化
項目これまで新UI
上段のリスト表示横並びで増え続けやすい残すものだけを上段に置き、他はFilterへ移せる
既定リストFavoritesなどを隠しにくい既定リストもメイン表示から外せる
下書きの把握未送信の会話を一覧で拾いにくいDraftsフィルターでまとめて戻れる

大きな新機能ではありませんが、情報量が多いチャットアプリでは、どの会話を目立たせるかの判断そのものが使い勝手を左右します。チャットを増やすより、散らかったナビゲーションを整える方向に手を入れた点が、今回の更新の本質です。

ロールアウトは段階的で、すぐ全員に来るとは限らない

9to5MacもWABetaInfoも、この機能はApp Store版とTestFlight版の一部ユーザーから見え始めている段階だとしています。WhatsAppから公式な全体展開時期は案内されておらず、同じ26.21.74でもすぐ有効になるとは限りません。

そのため、現時点では『iPhone版WhatsAppが全ユーザー向けにUIを切り替えた』とは言えません。新しい整理方法が見えているか、Draftsフィルターが追加されているかを、手元のアプリで確認するのが確実です。

WhatsAppの今回の更新は、派手なAI機能追加ではなく、日々触る一覧の密度をどう減らすかに向いた調整です。iPhoneで長時間使うアプリほど、こうした小さな情報整理の変更が体験の差になります。